ハンコの形にこだわるメリットとデメリット

ハンコを作成するときには形にこだわることもできます。ただ、ハンコの形を完全にオーダーメイドにするか、既製品を使用するかと悩んでしまう人もいるでしょう。ハンコの形にこだわるのにはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか、この記事では形がどんな変化をもたらすかについても触れながら詳細を解説します。

「ハンコはキャップレスで使えると便利」


ハンコの形には自由度がある

ハンコは形が決まっているものだと思っている人もいるかもしれません。ハンコを制作したことがある人の場合には形を変更できることを知っている場合が多いですが、既製品を文房具屋などで買った経験しかない人の場合には形が色々あることもあまり認識していない場合もあるでしょう。

ハンコの形には自由度があり、実質的には可能性が無限大です。一般的なのは正円形のものですが、社印などでは正方形のものも好まれて使用されています。丸形のハンコでは正円形だけでなく楕円形のものもあり、個人の銀行印や認印としても昔から人気です。

角型のハンコの場合にも正方形だけでなく長方形も用いられていて、さらに細かく分類すると角を丸くした四角形やひし形のハンコも存在しています。丸形や角形のハンコが主流なのは確かですが、オーダーメイドをすれば形はもっと自由に変えることが可能です。

スタンプとして用いるようなケースでは三角形や五角形、星形やひし形などのハンコも作られています。高度な技術を持っている印鑑制作会社に依頼すれば、ロゴマークの形のハンコを作ってもらうこともできるでしょう。このようなこだわりのあるハンコを作ることもできるので、制作の際には検討してみる価値があります。

ハンコの形と合わせてサイズも変更可能

ハンコの形を考えるときに合わせて検討すると良いのがサイズです。同じ丸形のハンコでも大きさに違いがあるのは認識している人が多いでしょう。小さい場合には8mmくらいのサイズのものもありますが、12mmや15mmなど標準的なサイズ、さらには20mm以上の大きなサイズのものも選ぶことが可能です。

丸形や角形のハンコの場合には定型としてオーダーメイドをしなくても注文できるサイズも増えてきています。ただ、長方形や楕円形などになるとサイズの選択肢が少ないことが多く、オーダーメイドにしなければ作れないのが一般的です。

印鑑制作業者ごとに対応できるサイズ範囲も異なるので、小さいサイズや大きいサイズのハンコが欲しいときには注意しましょう。

ハンコの形にこだわるメリット

ハンコの形にこだわるメリットはデザインの可能性を広げることができる点です。ハンコを制作してもらうときには選択できるものがたくさんあります。ハンコの印面のデザインだけでなく、ハンコの本体に使う素材の種類や色などのデザインも自由に決めることが可能です。

ハンコの形もその一つとして考えて、魅力的なハンコを作り上げる要素として使えます。ハンコの形は全体のシルエットと印面の形状の両方に影響を与えるのが特徴です。ハンコの持ち手部分の形も変えられるので押しやすいハンコに仕上げることもできるでしょう。

全体のデザインにこだわって、ハンコの姿にメッセージやイメージを込めて作り上げることも可能です。ハンコの形によって印面の形も変わるので、印面のデザインにも大きな影響があります。ハンコを押してどんな印象を与えたいのかを考えて決めると、納得できる一本ができあがるでしょう。

認印であっても書類に押した後、相手に渡したときにどのような印面かによって与える印象が変わり、自分や会社などに対する見方が変わる可能性があります。少しこだわりがある形をしているだけで覚えてもらえることも多いので、自分や会社をアピールしたいときにはハンコの形にこだわると良いでしょう。

ハンコの形にこだわるデメリット

ハンコの形にこだわるとデメリットもあります。最も切実になるのはハンコの制作にかかる費用と期間でしょう。既製品と違ってハンコの制作を依頼したときには制作期間がかかり、費用も依頼内容によっては高くなります。

依頼先の業者が標準対応している形とサイズのハンコであればセミオーダーメイドのような形で比較的安く仕上がるでしょう。納期もそれほど長くはならず、一週間から二週間くらいで対応してもらえるのが一般的です。早い場合には数営業日で対応してもらうことができます。

しかし、オーダーメイドで対応してもらわなければならないケースでは費用も高く、期間も長くなります。素材などの選択の仕方によっても違いがありますが、納期は数週間から一ヶ月程度になるのが一般的です。費用については形の複雑さや素材などによる影響が大きいので一概には言えません。

ただ、標準料金よりも高くなるのは確かなので、早い段階で見積もりを取ってみた方が良いでしょう。予算的に可能かどうかを早めに判断しなければ、ハンコの制作がいつまでもできなくなってしまいます。ハンコの形にこだわる際には業者と相談しながら、予算との兼ね合いを考慮して決めるとスムーズです。

用途と目的に応じてハンコの形を決めよう

ハンコの形にこだわり過ぎると費用や納期についてのデメリットが際立ってきてしまいます。ただ、ある程度のこだわりを持った方が魅力的なハンコになることも多いのは事実です。重要なのは用途と目的に応じてハンコの形を検討し、業者と相談しながら決めることです。

社印を作成するときや、個人事業主が自分のアピールも兼ねた実印を作るときなどには形に徹底的にこだわるのが効果的でしょう。事業の成功にプラスの寄与をする可能性もあるため、費用や期間がかかったとしても形までこだわるのが理想的です。

しかし、個人の認印で公的書類に押す目的くらいでしか使わないのであれば形にこだわる必要はありません。普段はハンコを飾っておきたいといった希望がある場合にはシルエットにこだわった方が良いかもしれませんが、特に見て楽しむつもりがないなら形はシンプルな既製のものにした方が良いでしょう。

ここでは両極端な例を説明しましたが、用途と目的を考えるとどのくらい形にこだわってハンコを作ったら良いかがわかります。

ハンコの形にこだわるかを検討しよう

ハンコの形にこだわるのはデザインの可能性を飛躍的に広げられるのがメリットで、相手に与える印象を大きく変えることができます。ただ、オーダーメイドで制作すると費用が高くなり、納期も長くなってしまいがちです。

ハンコの用途と目的をよく考えて、どのくらいハンコの形にこだわったら良いかを考えてみるのが大切です。