印刷に使うハンコの調達方法

ハンコは印鑑を使って押すものと考えられていた時代は終わりに向かいつつあり、電子印鑑がよく用いられるようになりました。電子書類で用いるときも多いですが、ハンコを印刷して使うことも多くなっています。ハンコに使うハンコはどのようにして調達すると良いのでしょうか。

この記事では印刷用のハンコを手に入れる方法を網羅的に紹介します。

印刷用のハンコは画像ファイル

印刷用のハンコを調達する上で押さえておきたいのが、端的に言ってしまえば画像ファイルだということです。電子書類に印刷して使うハンコは透明部分があって書類に重ねて表示できる画像ファイルであれば問題ありません。

GIFファイルなどのように透明色を設定できる画像ファイルなら簡単に文書に重ねてハンコとして使えます。プリントされている書面にハンコだけ印刷する場合にも透明色が設定されていれば問題ありません。つまり、画像ファイルを作成して希望しているデザインの印章を印刷することができれば良いということになります。

このような考え方を持つと様々な作り方ができると考えられるでしょう。

オンラインサービスで自動作成

印刷するためのハンコを手軽に無料で作る方法としてまず挙げられるのがオンラインサービスです。オンラインシステム上でハンコを作れるサービスはたくさんあります。ハンコの印面に入れたい文字を入力するだけで自動作成してくれるのが一般的なシステムです。

フォントの種類や色などの設定ができるものもあり、大きさもある程度は変更することができます。無料で対応できる範囲は限られている場合もありますが、有料サービスにすると秀逸なデザインのハンコも作ることが可能です。

オンラインサービスなので24時間いつでも気軽に作成できるのは大きなメリットでしょう。無料の範囲内なら作り直しをするのも簡単なので、納得できるものを作り上げることができます。

ハンコ業者に依頼して作成

一般的な印鑑を制作するときと同じようにしてハンコ業者に依頼すれば印刷に使うハンコを作成してもらうことができます。ハンコ業者によって画像ファイルを作成して提供してくれるかどうかは異なるので注意は必要で、印鑑として販売はできても、画像ファイルは提供できないというスタンスの業者もあります。

ただ、印鑑しか作っていないように見えるハンコ業者でも、相談すると画像ファイルを提供してもらえることもあります。パソコンで画像を作ってからハンコを作っている業者の場合にはデータとしてもともと持っているからです。

印鑑も納品されるという契約になる可能性もあるものの、希望している形で画像データも納品してもらうことができるでしょう。ハンコ業者によっては標準プランとしてデータだけ納品という形もあります。料金も抑えられるので、特に印鑑を作ってもらう必要がないならデータのみの対応の業者を選ぶのが適切です。

ハンコ作成ツールで自作

ハンコ作成ツールを使えばデザインを自分で考えて簡単に自作することができます。ハンコ作成ツールにも色々なものがあり、画像編集ソフトをベースにしているものもあれば、ハンコの作成に特化したツールもあるので使いやすいものを選びましょう。

専用ツールの場合には文字を画像にするのに長けているのが一般的です。ハンコ作成ツールには無料のものも有料のものもありますが、どちらの場合にも機能が充実していて印刷に堪えるクオリティのハンコを作れるでしょう。

自作するときにはどのようなデザインを作りたいかを考えてからツールを選ぶことが必要です。文字しか使えないツールもあれば、絵も描けるツールもあるので、デザインを決めた上でツールを選択しましょう。

一から画像として作成する

イラストレーションやCG作成に長けているなら一から画像として作成することによりハンコを作ることもできます。画像ファイルを作成して透明色を設定できれば大丈夫なので、画像作成ソフトを使えば完全に一から作り上げることもできるのは確かです。

文字を利用するときには既存のフォントを使って編集することもできます。画像編集ソフトには文字入力が可能なものも多いので、ハンコに使う文字を入力した上で修正して作り上げると効率的でしょう。一から画像として作成すると文字だけでなくイラストなども盛り込むことができます。

最も自由度が高いのがメリットですが、作成にかかる時間も労力も最も大きくなる可能性が高いので注意が必要です。

印鑑を押してスキャンする

印刷に使いたい印面が決まっていて、その印面の印鑑を持っているときもあるでしょう。このような際には印鑑を紙に押して複合機やスキャナーなどでスキャンして取り込むのが効率的です。印鑑があるのが前提ですが、スキャンするだけでデザインが完全な形でできあがるので良い方法でしょう。

ただ、透明色を設定するのはスキャン後に手作業でやらなければならない点です。紙ができるだけ均一な色なのが重要で、スキャンの精度も高ければ背景を全て透明色にするのは比較的容易でしょう。高性能な画像編集ソフトを持っていると簡単に編集可能です。

性能が低いと作業量が多くなることは否めないので、できるだけ背景色を透明色にする機能が充実しているソフトを使ってハンコを作りましょう。

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手書きをしてスキャンする

印刷用のハンコはスキャンで作れることがわかると手書きでもできるのに気付いた人もいるでしょう。手書きで印面をデザインしてしまい、複合機などでスキャンしてもハンコを作ることができます。ハンコでは丸や四角で囲うのが一般的なので、その部分だけ手書きではなく画像編集ソフトを使って作成することも可能です。

自筆のサインをハンコにするといった斬新なものも作れるため、しばしば着目されている方法です。ハンコとして使用するためには透明色の設定などの必要があるのは印鑑を押してスキャンするのと同じですが、自由度が高い点で優れています。

ただ、フォーマルなシーンで使えるようなハンコを作るのは手書きでは難しい場合が多いでしょう。

印刷用のハンコの作り方は様々

印刷目的で使用するハンコは画像ファイルとして作成すれば良いということがわかると、実にたくさんの作り方があることがわかったでしょう。どのようなハンコにしたいか、労力をどのくらいかけられるかによって手配の仕方は検討する必要があります。

使用する目的によってどの方法を選ぶと良いかは違うので、十分に検討してみて下さい。